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東日本大震災―CWAJによる被災者支援の取組み


東日本大震災の直後から、現会員はもちろん世界各地に帰国した元会員たちからも、今何かできることはないだろうかという問い合わせがつぎつぎと寄せられました。そこでCWAJでは、まず手始めに会員から義援金を募り、「特定非営利法人アムダ」に送りました。また4月にはいちはやく「CWAJ東日本大震災支援基金」を立ち上げ、復興へのささやかな一助として、次のような支援活動を開始し、続けてきました。
これからも国内外の協賛者のご協力を得て、被災地の方々に未来への希望を届けたいと願っています。
 
「CWAJ東日本大震災におけるこころのケア・プロジェクト」
  Medical van with doctors and CWAJ members
総括代表:加藤進昌先生(昭和大学附属烏山病院長)
  被災者のこころのケア対策は、現在もなお最重要課題のひとつです。福島県の被災者はさらに、原発事故による二次災害と風評被害、精神科の医療過疎にも苦しめられています。こころの健康がなくては、地域の復興も、もちろん教育も考えられません。そこで震災直後より専門家が中心となって、医療チームを現場に送り、罹災患者、傷ついた子どもや高齢者、燃え尽きそうな現地医療スタッフのこころのケアにあたってきました。CWAJでは、この方たちが活動しやすい環境を作り、一人でも多くの被災者がこころの健康を取り戻せるように、サポートしてきました。
   
  福島県立医科大学の丹羽真一教授を中心に、多くの関係者のご尽力により、福島県相双地区で新しいアウトリーチ型の心のケアのシステムがスタートしました。2012年1月10日、相馬市にオープンした「相馬広域こころのケアセンター」および「メンタルクリニックなごみ」に、CWAJより車椅子対応の巡回・送迎用車輌を寄贈しました。9日に相馬市で開催された記念式典には、CWAJからも会長以下18名の会員が出席し、車輌と萩原英雄画伯の版画(下記「版画展」参照)の贈呈式を行いました。CWAJのロゴをつけたワゴン車が相双地区を走り、地元の皆様のお役に立てることは、世界各地の会員にとっても大きな誇りです。
CWAJでは、これからも引き続き、「なごみ」の活動を支援していきたいと考えています。
 
「CWAJ福島被災学生奨学金」
  大震災のために志ある若者が学業を諦めなくてすむように、真の復興をめざす若者の夢をかなえるお手伝いができるように、CWAJ奨学金に新たに福島の被災学生を対象としたプログラムが加わりました。
  CWAJ奨学金制度は今年設立40周年を迎えます。これまで蓄積したノウハウを生かして検討を重ねた結果、2012年4月より、福島県立医科大学で看護学を専攻する被災学生3名に、年間50万円、2年間の奨学金を支給することになりました。
  震災後にキャラバン隊で診療にあたられた医療チームの方々からも、同大学の看護学生の献身的な活動を賞賛する声が数多く寄せられています。奨学生の皆さんがつらい経験をプラスに変えて、素晴らしい看護師・助産師として、地域に貢献してくださることを祈っています。
 
CWAJ現代版画展
  Hagiwara print at the Clinic
  2011年の第56回CWAJ版画展は、アートを通した被災者の支援と復興を願って開催されました。版画展の純益はすべて、東日本大震災の被災者支援とCWAJ奨学・教育基金に充てられました。 また、CWAJ版画展に長年にわたってご協力くださった、日本版画界の大家である故萩原英雄氏のご遺族のご好意により、相馬市に設立された「相馬広域心のケアセンターなごみ」に萩原氏の作品を寄贈することができました。
  第57回CWAJ版画展は2012年10月19 – 20日、東京アメリカンクラブにて開催されます。
CWAJでは今後もアートを通じた被災地支援の方法を模索していく予定です。
 
(視覚障害のある音楽家による) CWAJチャリティーコンサート (アルバムへ)
  Kimura sisters at VVI charity concert, 2011 December      VVI charity concert, all performers on stage
  2011年12月11日には、視覚障害をもつ音楽家の皆様とパソナ株式会社の全面的なご協力を得て、パソナ本社ホールにて東日本大震災被災地支援のためのチャリティーコンサートを開催し、大きな成功を収めることができました。また当日は、1975年にCWAJ視覚障害学生奨学金を受けた南沢創さん夫妻が手作りのアクセサリーを販売し、売上を全額ご寄付くださいました。
   
出演者 筑波大学附属盲学校ハンドベルクラブOG会あかね
    栗山龍太 (ギターとボーカル)
    木村りえ・木村りさ (ピアノ)
  コンサートの純益523,000円は社会福祉法人日本盲人福祉委員会に寄付し、視覚障害被災者が震災で失った白杖など、日常生活用具の購入にあてていただきました。
   
CWAJフレンドリー・キルト
 
Raffle for friendly quilt Friendly quilt and members
  震災後まもない頃から、会員有志が集まり、祈りを込めて、半年がかりで美しいキルトを縫い上げました。家庭から持ち寄った着物地によるキルトを特賞としたラッフルは12万円を売上げ、全額がCWAJ東日本大震災支援基金に充てられました。
   
CWAJカルチュラル・プログラム
箏/尺八DUOカート&ブルース チャリティーコンサート
  日時: 2012年3月17日
    1:30開演  1:00開場
  会場: フランシスカンチャペルセンター  六本木
  チケット: ¥2000, (12才以下 ¥1000)
  コンサートの純益はすべて東日本大震災支援基金に充てられます。
  お問い合わせ:culturalprogram@cwaj.org
   
CWAJでは皆様の温かなご協力に感謝いたしますと共に、今後ともご支援を心よりお願い申し上げます。
ご寄付は、こちらをご覧ください。
その他のご連絡・お問合せ: CWAJ広報担当 Publicity@cwaj.org