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Scholarship Programs
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CWAJは2009年に創立60周年を迎えました。CWAJでは例年4種類のCWAJ奨学金を支給していますが、本年はこれに加え、創立60周年を記念して二つの特別賞を授与しました。CWAJ海外特別奨学金、およびCWAJ60周年記念奨学生奨励賞です。受賞者は、2009年5月27日の60周年記念夕食会にて発表、紹介されました。

CWAJ60周年記念海外特別奨学金
(1名、支給額100万円)

アジアの女性の高等教育を支援するために、CWAJが初めて日本国外で支給する奨学金です。フィリピンで医師を目指す女子学生1名に、大学院4年間の学費および1年間のインターンの費用を支給します。なお、この奨学金は日本のNGO団体、サラマッポ会との連携で運営されます。

サンドラ・グリン・ガヤガイ (フィリピン共和国)
   
学歴: セントルイス大学看護学科卒業
(フィリピン バギオ市)
進学先: セントルイス大学医学部(同上)
   

CWAJ60周年記念奨学生奨励賞
(4名、支給額 各100万円)

CWAJ奨学金同窓生のさらなる社会貢献を支援する目的で、同窓生が行っているプロジェクトに対して授与される賞です。1972年以降のすべてのCWAJ奨学生を対象に応募を受け付けました。4名の受賞者およびプロジェクトは、以下のとおりです。受賞者は所定の期間が経過したのち、CWAJの昼食会等で、直接あるいは映像を通して、成果を発表することになっています。

伊藤 精英(いとう きよひで) 1988年度視覚障害学生奨学金
1989年  和光大学人文学部卒
1991年  東京学芸大学大学院教育学修士課程修了
1998年  筑波大学大学院教育学博士課程修了
現職  公立はこだて未来大学 准教授

共同研究者と共に「音風景」(soundscape)の利用に関わる二つの研究プロジェクトを実施する。第一に、soundscapeを利用して視覚障害者が安全に街路を移動できること、特に仮想現実技術の応用によって道路を安全に横断できるよう訓練するシステムを開発する。第二に、soundscapeを楽しむ「音の観光」を目的とするワークショップを京都と函館で試みる。これらにより、視覚障害者のクォリティ・オブ・ライフを安全面及び娯楽面の両方から向上させることが期待できる。
   

ワルダドール・アクマム(バングラデシュ共和国)
                                         2001年度在日外国人大学院女子奨学金
1990年 ラジシャヒ大学社会学科卒(バングラデシュ)
1991年 ラジシャヒ大学大学院社会学修士課程修了
1999年 マックマスター大学大学院社会学修士課
               修了(カナダ)
2003年 筑波大学農学研究科農林工学博士課程修了
現職      ラジシャヒ大学社会学科 准教授

バングラデシュでは地下水の砒素汚染が深刻な問題になっている。当面、地下水の浄化は困難なため、別の方法で安全な飲料水を安価に供給する必要がある。そのパイロット・プログラムとして一つの村でさまざまな方法を実験し、最適な方法を発見する。
   
エバ・マホトカ (ポーランド共和国)2005年度在日外国人大学院女子奨学金
1998年  ヤギエウオ大学美術史学科修士課程修了
      (ポーランド)
2002年  同大学日本学科修士課程修了
2008年  学習院大学大学院人文科学研究科
       日本近世美術史博士課程修了
現職     スウェーデン国立東洋美術館
(MFEA) 学芸員

MFEAが保存する、6000冊におよぶ近世の写本と版本の貴重なコレクションの研究。このコレクションは1879年に探検家アドルフ・エリック・ノルデンショルド(Adolf Erik Nordenskiöld 1832-1901)によって日本からスウェーデンにもたされたものであり、このコレクションを整理・調査して、一般人および日本美術史研究者に紹介する。
   


ドーン・グライムス=マクレラン(アメリカ合衆国)
                      1996年度アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター奨学金
1991年 ボストン大学人類学科及びジャーナリズム学科
              卒業(アメリカ合衆国)
1996年 コーネル大学アジア学科修士課程修了(同上)
2008年 イリノイ大学アーバナシャンペイン校 
               人類学科博士課程修了(同上)
現職    セントメリー大学人類学科 准教授(カナダ)

『ジェンダー意識が社会性を築いて行く過程における日本の義務教育関係者の役割』を明らかにするため、神戸の学校で生徒や教師への聞き取り調査と観察を行い、データ収集する。教育カリキュラムの内容、制度上や教育学上での実践、男女平等の方針に対する教師の姿勢、そして生徒のジェンダーやその平等性に対する意識を調査することで、日本の男女共同参画社会基本法の元で何が成され、何が引き続き課題となるかを明らかにしていく。
   
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