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College Women's Association of Japan
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版画展の歴史

カレッジ・ウィメンズ・アソシエーション・オブ・ジャパン (CWAJ) は、様々な国から集まった女性たちが、会員および地域の人々に教育・文化プログラムを提供しようと積極的に活動を行っているボランティア団体です。1949年以来今日までに、私どもは医学分野の癌研究から日本の伝統舞台芸術まで、多岐にわたる専門分野の大学院での研究のために、日本から海外へ、また海外から日本へと留学する750名の女性たちに奨学金の支援をしてきました。また、視覚障害の男女学生にも毎年奨学金を提供しているほか、「アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(旧版画家奨励賞)」および「ヤング・プリントメーカー賞」を設け、版画の発展を支援しています。

第1回のCWAJ版画展は1956年に開催され、39人の作家による91点の本版画が展示されました。当時版画を学んでいた一人のCWAJメンバーと美術評論家で作家のオリバースタットラー氏の出会いが誕生のきっかけとなり、また、養清堂画廊の阿部雄治氏のご尽力により、初回展から日本を代表する作家の方々の作品が寄せられました。当初の出展作家には、平塚運一氏、斎藤清氏、棟方志功氏、恩地孝四郎氏が名を連ねています。版画展の純益は日本人留学生への渡航費援助の資金に充てられ、後のCWAJ奨学金制度の基礎となりました.

CWAJ現代版画展は、日本の優れた現代版画を紹介する展示会として、国内外で高く評価されるようになりました。現在では、エッチングやメゾチント、リトグラフ、シルクスクリーンなど、さまざまな技法による作品が展示されいます。1968年から登場した「併設展」は、毎回異なるテーマをもった企画展として、多様な版画作品のより深い理解を目指しています

 

Library of Congress
CWAJ 現代版画展50周年記念の特別企画展(2007年3月-6月)
米国議会図書館(ワシントンDC)に開催を告げる旗が掲げられました。

1968年からCWAJ現代版画展は海外各地を巡回し、フィラデルフィア、ロンドン、シドニーに続き、最近では米国の首都ワシントンDCで開催されました。1980年に公募展となり、選考委員には、権威ある美術館の学芸スタッフや版画制作の第一人者など国内外の専門家が名を連ねています。出展作品をすべて美しいカラー印刷で再現したカタログは、日本の現代版画の手引書として海外でも利用されています。

半世紀の歴史を持つ当版画展ですが、創設当時から変わることなく質の高い作品を展示し、また企画運営はCWAJ会員の手で行われています。

 
CWAJ現代版画展は様々な形の美を内包しています。まず多様な作品に表現された目にみえるアートの美、そして版画展を開催し目的達成のために無償で尽くす秘された心の美しさです。美術史専攻の私がこの両方を実感する機会をいただき感謝しています。」

     ― 2006年度CWAJ 奨学生、エバ・マホトカ-ビェドジツカ (ポーランド) の言葉です。